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2度ビハインドを追いつくも1点及ばず
先発の大竹が初回に失点し、マウンド上には中日のエース・高橋宏。難しいゲームになりそうな立ち上がりだったが佐藤輝が一振りで流れを引き戻した。1点を追う2回、ライトスタンドへ同点アーチを放った。今季12号は外野手が追うことを諦めるほどの特大弾。一振りで試合を振り出しに戻した。
「先に点を取られてしまったので、早めに追いつくことができて良かったです。いいスイングができたと思います」
しかし大竹がピリッとしない。今週は激戦続きでリリーフ陣の出番が増えている。負担軽減のため少しでも長いイニングを投げたいところだったが2回にも2点を失い勝ち越しを許す。球数は早くもに50球に達していた。それでも3回と4回は三者凡退。5回に招いた2死1、3塁のピンチも切り抜けて最低限試合を作った。
「全体的にボールが甘くなってしまい終始ランナーを背負う苦しいピッチングになってしまいました。1点で粘っていきたかったところに追加点を許してしまいましたが、しっかり切り替えてあとのイニングを粘ることができたことはよかったと思います」
大竹が粘りを見せると2点を追う6回に打線も奮起した。2つの四球で走者をためると2死1、3塁から「とにかくランナーを還すことだけを考えて、集中して打席に入りました」という大山がレフトフェンス直撃の2点適時打を放った。頼れる主砲の活躍で再び同点に追いついた。
3-3とすると岩貞がイニング跨ぎで6回と7回をそれぞれ3人でピシャリ。しかし8回に工藤が手痛い一打を浴び2点を勝ち越されてしまう。追い込まれた9回は代打攻勢。渡邉の四球とヘルナンデスの安打で走者をため、島田の送りバントで1死2、3塁とした。一打同点のチャンスに前夜のヒーロー、近本の内野ゴロの間に1点を返した。1点差に迫りなおも2死2塁。得点圏に走者を置いたが3度目の同点劇はならなかった。
明日はルーキーの伊原が初めてバンテリンドームのマウンドに上がる。今後のためにも白星をつかみ良いイメージを持ちたい。