中日ドラゴンズ
5.9(FRI)10(SAT)11(SUN)
阪神甲子園球場
今、この男を止められる投手はいるのか―。手が付けられない無双状態の森下翔太外野手が、9日からの中日3連戦(甲子園)でも猛虎打線を力強くけん引する。7日・巨人戦(東京ドーム)までの9連戦で39打数16安打、打率4割1分、4本塁打、12打点。「常に自信は持っています」と真顔で話す。これほど頼もしい打者はいない。まだまだ進撃は続く。
7日の同戦では開幕から防御率0.00の山﨑が投じた151キロ直球を見事に捉え、虎党が待つ左翼席に突き刺した。新人から3年目以内で2度の4戦連発は球団史上初で、巨人との同一カード3連戦3連発は03年のアリアス以来、22年ぶり。「自分の間合いで打てているだけ」と絶好調の要因を明かした3番打者は、表情を緩めることなく「結果は準備をすれば伴ってくるもの。特に意識していない」と胸を張った。
阪神の選手で5戦連発となれば10年のブラゼル以来、15年ぶり。日本人に限れば86年の真弓明信以来、39年ぶりだ。「状態がいいってわけじゃなくて修正ができているだけ。そういったところがつながってくる。しっかり振ることが強みだと思う。そこは変えずにいきたい」。シーズン46安打、打率3割4分3厘、出塁率3割8分6厘のリーグ3冠。森下が打てば、勝利が一気に近づく。
対する中日は4月29日からの阪神3連戦(バンテリンドーム)で3連勝を飾った後、2カード連続負け越しと悪い流れだ。細川が右太もも裏を痛めて離脱するなど苦しい状況だが、全員一丸の雰囲気はある。9日の先発は髙橋宏。4月11日・阪神戦(甲子園)では4回9安打5失点で2敗目を喫した。リベンジに燃える若きエースが最少失点に抑えれば、勝機はある。
阪神からすれば、敵地で3連敗した苦い記憶を払拭(ふっしょく)したいところだ。現在33試合を終え、18勝14敗1分けで巨人と同率首位。チーム総得点(124)は12球団トップの数字だ。森下の兄貴分、佐藤輝も両リーグトップの11本塁打、31打点と存在感を示す。中日の投手陣を打ち砕き、一気に上昇気流に乗りたい。
報知新聞社/中野 雄太
スケジュール
5/9 | 5/10 | 5/11 |
甲子園
![]() 神-中
18:00開始 |
甲子園
![]() 神-中
14:00開始 |
甲子園
![]() 神-中
14:00開始 |
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